Q.漏水したら何をすればいいの?

A.メーター検針で漏水の疑いがあると通知があった時は、基本的には当社にお電話頂ければご対応いたしますが、その前に、お客様にも先に確認して頂きたい事が次の通りとなっております。

① 宅内の蛇口(外栓を含め)が全部締めてあるか確認して下さい。

② 水道メーターが現在も回っているのかを確認します。デジタルの下にある小さな円盤(パイロット)が回転するかを見てください。パイロットは微量の水漏れでも回転します。(漏水確認状況:左下動画参考ください。)

③ 漏水が確認できた時には、水道の元となる不凍栓バルブを閉めて、漏水が止まるかを確認して下さい。確認して頂く事は以上となります。

 前の冬季中に凍結破裂事故が多く発生いたしました。そのほとんどが前日夜に不凍栓を締めていれば防げていたものと思われます。今後の為にも水道メーターやバルブ(不凍栓)の位置をあらかじめ調べておくとよいでしょう。また、定期的にメーター器のパイロットの確認や実際に不凍栓のハンドルを回して、動作の確認をして置く事をお勧め致します。

※水道メーター器のデジタルは、1目盛り1㎥(1,000リットル)となっております。その水量の目安として、浴槽1杯分の容量が平均200リットルとすると、目盛りが1増えるごとに、浴槽5杯分の水道の使用量とご考慮下さい。

※水道メーターの殆どは、道路に接して設置されております。アプローチが長い家では、母屋近くまで寄せて設置されている事もあります。



Q.請求額が倍に増えていると言われたが、どれ位の水が漏れているの?

A.現在の鶴岡市の算出表で計算すると、下水道料を含め請求額が1万円とした場合、使用両はおおよそ25立法メートルとされております。これは水道メーターの口径で計算が異なりますので下記の条件をご確認下さい。

①メーター口径、②下水道使用の有無、③水道料金

上記の3つが分かれば右の料金算出表から水道量が求められます。右の「水道料金計算表」のボタンをクリックしダウンロードしてから、ご利用下さい。

(鶴岡市の水道料金表(2019)に基づいてExcelで作成しております。水道量から請求額を求める事もできます。)



Q.不凍栓って何?

A.上の説明でも書きましたが、不凍栓って何?…『らいらっく』って何?…と、名前を聞いても分からない方もめずらしくありません。

 不凍栓とは、先端を蛇口として配管内の水を根元から空にする事ができるバルブです。使い方としては、冬場に気温が下がり配管内の水が凍結し体積膨張で配管が破損するのを防ぐ為に使用します。突然起こった水漏れを、いち早く止める方法としても活用できます。不凍栓のハンドルの色によって用途が異なり、その操作方法も異なる場合もありますので、下記にまとめた使用方法を参考に実際に操作してみてください。

 また『らいらっく』とは、この不凍栓バルブを電気で遠隔で操作できる装置となっております。電気のスイッチ脇など、目につきやすい場所に設置されてありますので、正常に作動するか、この期に一度操作しご確認下さい。

資料提供:鶴岡市上下水道部


電動式水抜栓開閉装置『らいらっく』

 基本的には、不凍栓の使用方法と同じですが、開閉が困難な場合に電気で簡単に作動できるようにしたのが電動式水抜栓開閉装置「らいらっく」です。使用方法について、まとめてみましたので下記のボタン『らいらっく使用方法』をタップして、ご覧下さい。